マーチャンダイザー(MD)転職相談
マーチャンダイザー(MD)転職相談
マーチャンダイザー(MD)の転職にまつわる疑問に、転職コンサルタントがお答えします。
アドバイスを参考にして、転職成功にお役立てください。
- マーチャンダイザーとして、日系企業から外資系企業へ転職はできますか?
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現職は日系アパレルメーカーで、マーチャンダイザーとして勤務しています。
英語力は日常会話レベルですが、将来は外資系ブランドでのマーチャンダイザーを希望しています。転職は可能でしょうか? - ビジネス上で英語を使用することが可能であれば、十分に転職は可能です。
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外資系ブランドのマーチャンダイザーの応募要件には、ほとんどすべてにビジネス英語力が該当します。
正直なところ、日常会話レベルでは難しいかもしれませんが、ビジネス上で英語を使用したコミュニケーションを取れる方、英語面接にしっかりと対応できる方であれば、転職の可能性は広がります。
もし不安があれば、まずは英語力アップに努めることをおすすめします。
- 仕事内容が数字分析中心となってしまい、物足りなさを感じています。商品の買付に携わりたいのですが、転職することは可能でしょうか?
- 現職では、商品のバイイング(買付)とマーケット分析を、別々のマーチャンダイザーが担当する分業制で業務を行っています。なかなか異動するチャンスもなさそうなので、できれば転職して買付ができる環境を目指したいのですが、転職の可能性はいかがでしょうか?
- 応募可能な求人は複数あります。まずはコンサルタントにご相談ください。
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外資系ブランドのマーチャンダイザーの中には、本国が選定する日本向けアセットに対して、数字決めを行うことに特化したキャリアをお持ちの方も多くいらっしゃいます。商品の目利きというよりは、前年実績や競合実績などのマーケット分析能力にフォーカスしたスキル判断をされがちなポジションでもあります。
マーチャンダイザーの中での一部の能力と思われがちですが、買付の根幹にあるのは、この分析能力です。企業によっては、分析+買付を一人のマーチャンダイザーに任せる場合もありますので、まずはコンサルタントにご相談いただき、転職先企業の選定を一緒に行っていきましょう。
- これまでの担当商品と全く異なる商品のマーチャンダイザーに転職したいと考えています。
- 現在は鞄のマーチャンダイザーとして勤務中ですが、今後は洋服のマーチャンダイジングに携わりたいと思っています。トレンドやサイクルなどが異なると思いますが、転職は可能でしょうか?
- 可能ですが、これまでの経験の中での親和性を強くアピールする必要があります。
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近しい商品を扱っていたほうが有利な場合が多いでしょう。ただし、すべてがそうではありません。中には、あえて全く異なる商品のマーチャンダイジング経験を求める企業もあります。
マーチャンダイザーとしての仕事の仕方は、大きくは変わらないと思いますので、これまでの経験を振り返り、より親和性の高い部分をアピールしてください。
その上で、面接の中で「異なる商品ではあるものの、自分だったらこうする」といった具体的な意見を述べられるよう心がけてください。
- 面接では何をアピールすべきですか?
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何度か面接を受けてきましたが、なかなか通過しません。
マーチャンダイザーの面接において、他の職種とは異なるアピール方法や、気をつける点などがあれば教えてください。 - 自分の成功/失敗体験と、そこから学んだことをアピールしてください。
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失敗経験が決してマイナス評価になるわけではありません。むしろ失敗からしっかりと学び、次の商品のヒットに繋げた経験などをお持ちであれば、評価が高くなることも多いです。
とにかく、マーチャンダイザーとしてPDCAをどう回してきたか、より具体的で分かりやすい事例をもとに、話をすることをおすすめします。
抽象的な会話はNGです。マーチャンダイザーとして、“自分”という商品をいかに売り込むのか、面接の中でも自然にスキルを判断されています。
JACでは、専任のキャリアコンサルタントが、応募企業に合わせた面接対策も行っていますので、ぜひご相談ください。